フィンランドメソッドをべた褒めしたけども。。

先日フィンランド・メソッド入門をべた褒めしたんだけど、
フィンランドメソッドに対する反対意見みたいなのを更に目にして気になった。

まあ発端はこんなの見つけた。ということなんだけど。

2008年はフィンランドがブームだったんですね。
教育界。知らないよそんなの(笑)。

フィンランドがなぜ注目されたかというと、
競争社会じゃないのに世界的に好成績を挙げているということ。
この1点らしい。

フィンランドメソッドでも読解力が〜みたいなことは言ってるけど
全体的にすべての能力が高いという言い方はしていないのです。

相対的に世界で比べるとフィンランドの小学生が
母語で論理的に考える能力の全体レベルが高い。ということですよね。
そういう教育方針でやってくわけだから。
別に計算が得意とかすべてにおいて優れているって言うことではないのですよ。
基礎に母語で論理的に考える力があれば、その後いくらでも乗っけられるでしょ?
ということでフィンランドメソッドを支持するわけです。

グローバリズムという観点で言うと、圧倒的に前提とする理解力と説明能力が足りないから
言語の違う相手や、社会で大人になった状態で苦労するわけで、
そのような危機感がある人は、ちまちまビジネス書とか読んだり、セミナー出たりして
あーでもないこーでもないと悩んでなんとなくつかむところを
フィンランドだと小学校でやるんだ。というところに
ガーンとショックを受けるわけです。
だって小学生でできてれば、大人になって勝間和代の本とか買わなくても良いわけですよ?


あの国とは違う、って当たり前だし、そのまま日本に持ってきても日本の風土に合わないとか〜。
まあ、それはそれでどうでもいいんです。
フィンランドメソッドを支持する人は、海外なり社会で実際困っている大人なわけで、
必要を感じるから、子供たちにこれを教えてあげたいと思うわけです。

良い教育だとおもうんだけどなあ。
それともフィンランド式に考えると、自分に、違う意見に対処する能力がたりないから、
なんでよくわかんないこと言って反対するんだろうとか思うんだろうか。。。
やー・それは違うよって内心プンプンしてたんだけど、
まあものの見方は人の数だけ存在するんだもんね。

独自に自分の子供にはぜひフィンランドメソッドを仕込んでおきたいなあ。
普及教会に通わせるのしかないのかなあw。
一人でやるのはサリバン先生みたいで大変だなあwと思う限りです。
子供をもつ母としては。。。

余談ですが、2007年のブームはインドの数学です。
インド人はスゴイですよ。クーラーの効いたオフィスで働きたいから
勉強がんばるとか。若者が普通に言うんですよ。そりゃあもう、必死で働きますよ。
インドは熱いですもの。

すいません、インドの数学の教科書の和訳本も全巻購入済です。
普通に大人になって読んでびっくりしたものw。