種子島ロケット打ち上げ観測ツアー(まとめその1)

行ってきました 種子島ロケット打ち上げツアーです。
今回の行程はひどいですよw

大阪⇔鹿児島間 夜行バス
鹿児島⇔種子島間 高速フェリー
種子島ではレンタカー。
車中2泊、ホテル2泊です 3歳児子連れにて。

なぜこのような移動手段なのかと申しますと、関空⇔鹿児島 航路が終了してしまい
飛行機のチケットが取りにくかったためなのです。高速バスなら3列シートで片道9800円
トッピー 往復10000円、 大阪までが5000円(電車賃、特急利用) 
大人お一人様 35000円といった格安ツアーです。
レンタカーは前回と同じくのロータスイトウさんで 4600円軽自動車 ガス代が2800円ですね(種子島は離島価格でL140円)

家族3人で(子供がバス代のみなので)10万円弱ですか。。。
小学校以下のお子様の情操教育も考えればコレぐらいの交通費です。

宿泊費は2泊(種子島1泊 大和温泉ホテル、17000円位(和室朝食つき)鹿児島リッチモンドホテル素泊 10000円
3万円くらいですかね(朝食つけて)

11月25日
10時のきのくに線くろしおで大阪へ
午後8時の出発(梅田)まで自由行動
父は日本橋ジャンク屋街へ 母と子は キッザニア甲子園
キッザニア馬鹿にしてましたが良くできたアトラクションです。ぜひ攻略したい(詳しくは後日)
梅田から高速バス さつま号で鹿児島へ(車中泊
さつま号はデラックスバスではありませんが、飲み物(暖かいのはインスタントコーヒー、お茶)自由、パックのコーヒーが自由に振舞われます。ブランケット付。リクライニングシートです。
快適ではないですけど(w)時間は節約できました。
代替案として西日本パスを使って電車移動しても3日で2万円くらいですからそんでも良いかもです。
夜間移動なのでそんなに快適でもないです。やっぱりバス。

基本は前日入り 11月27日
朝10時20分のトッピー(高速船)で種子島
前回は流木の悲劇により、行き漁船・帰りフェリーでしたが、今回は初の高速船です。
90分ですが、まさに快適。(座席は指定なので乗船1時間前に席番号付の乗車券を発券してもらいます)
乗り込めるのは10分くらい前からです。船内には電圧が安定しませんとかいてあるけど、コンセントもあるので
携帯の充電などをお願いできました(iphoneなので、バッテリー持たない)
11時50分に種子島到着。高速船は島の人たちの足なだけあって快適ですほんと。。。
西之表南埠頭でレンタカーのロータスイトウのお姉さんと待ち合わせて車をレンタル。
そのまま、種子島宇宙センター内の科学技術館へ。
ドライブ時間は1時間半くらい。。。(遠い)
3時半からのJAXAバスツアーを事前に予約してあるのでそれまでセンター内で遊ぶ。
展示物は前回大体網羅しているので、ちまちまとしたシミュレーションゲームなどをすると
面白いです。(売店にはH2Bグッズも少しだけ追加されてました。微妙な奴が)
KSCなんかに比べるとグッズが弱いので(妙に力が入ってるのは宇宙食くらいか)。
楽しみが少ないのですけど、十二分に遊べます。なんてことをしていて昼飯を忘れた。
JAXAの近所の弁当やは午後1時まで、食堂(一般公開)はないので、
やはり中種子あたりで食事を確保しておいたほうが安全。。とか思った。

バスツアーの内容
打ち上げ予定日前日なので
Bコース。大型発射台ではなく、NASDAと書かれている中型発射台からの見学です。
ロケットの丘展望台→H2ロケット格納庫の見学→中型発射台
この3箇所の見学ツアーでした。今回は前日なので、管制センターの見学は中止でした。
前回はBコースで管制センター見学と中型発射台。
Aコースの大型発射台の見学は12月から再開とガイドのお姉さんが言ってましたが。
そもそもプチマニアっぽい人しか来ないこのツアーですと
なかなかへんてこな質問ばかりなのでちょっと、カワイソウな感じでした。


バスツアー終了後 17時くらいまでだらだらと科学技術館の海岸で遊んでいたのですが、
砂地は飽きるので、子供とダンナを砂浜におきざり、マスコミセンターのあたりをブラついて、
漁港を併設しているので、釣をしているおじ様とおしゃべりなどを楽しみました。
ほら貝の食べ方とか(フロリダではコンク貝ってやつです)。
おじさまは平鯵の大きいのを釣り上げて上機嫌で、
明日は晴れるから打ちあがるでしょう!と言い残して軽快に軽トラックで帰っていかれました。
ていうか、スーツ着てたけどね。何者?

機体の移動は押さえておきたい。。。のだが約12時間前にロケットは発射台に移動します。というツアーのお姉さんの説明どおり
22時ごろにJAXAに戻りましたら、検問の警察官の人に、もう移動終わっちゃってるよー
21時30予定だからって言われてショックだった。中種子のAコープで買い物とかしてる場合じゃないだろうみたいな。。。
なので夜景&スポットライトで照らされるH2Aロケット撮影会です。
中の人と思われる腕章をしたおじさまが、ダメだー被ってるよ鉄塔と(一眼レフ望遠レンズなのに手持ち)と
しきりに、綺麗な撮影スポットのご指示をいただき、かつ、機体が格納庫から出てくるところ真正面の写メを見せてもらった。
おじさんたちは子連れの女に親切です(おじいちゃんとおばあちゃんもだけど)
指示された中型ロケット射場の前まで降りてもっかい撮影。
移動するところが確認できなかったのは悲しいのですが、次回からは、検問の警察官に移動予定時刻を聞くという
裏技にでればOKなのが確認できたので良しとしよう。。で、明日は打ち上げ日ですので進入規制がかかるギリギリで
退散してホテルに戻りました。

発射予定日当日:ロケハンしてないよw
前回は初回だったので宇宙が丘公園で、今回は地元秘蔵スポットもチェックしてから、
よさそうだったらそこで、ダメそうだったら公式の場所でと思ってました。
まず、射場から近そうな恵美の湯へとおもったら、途中に地元の方?拡声器積んだワゴン車の人がいて、
「打ち上げ見に行くんですが」と声を掛けると、ここ入っていったほうがいいよと言われたので
よくわからんまま、獣道っぽいところに侵入、途中で地元のおばあちゃんたちに聞くと、したまでいくと混んでるよと・
適当なところに路上駐車して場所をさがしていると、のこぎりを持ったおじいさんと出くわしまして、
この先にいい場所あるんだと。。。誘われていきました。がけっぷちでしたw
もともとJAXAのカウントダウンが聞けないつもりだったので、この日はダンナに受信機(無線とかのやつ)を
持ってきてもらって、JAXAの周波数にあわせてもらいました。機体に散水が開始され、なんかの20秒前のあとに
発射60秒前というのを傍受、予定時刻?きっかり?で打ち上げを鑑賞しました。
バリバリバリーという衝撃派を感じるとこの場に居合わせたことを幸せに思います。残念なことにネットのストリームだとこれは分からないんだよね。特別な装備といえば、望遠鏡と受信機ですか?
あと枝きりバサミっていうかノコあれば完璧ですねw

今回も子供に良い情操教育ができたとおもいます 藁。
帰りはそそくさっと撤収して宇宙センターに行きましたが、残念なことにこの日は臨時休館となってました。
光学3号はJAXAの管轄ではないためのようです。通常だと打ち上げ完了後30分で筑波に管制が移動するので
見学できると以前教えてもらいました。というわけで、だらだらとこの日の最終便のトッピーで種子島を撤収しました。
打ち上げ後は撤収していた関係者が宇宙センターにいっせいに戻るのでちょっとした渋滞が起きてました。
また後で写真などをまとめてUPしようと思います。